ご報告と感謝
数日前になりますが、女神のスピーチコンテスト挑戦のためのクラウドファンディングが、無事目標達成しました。
応援いいねをくださった皆さま、支援という形で背中を押してくださった皆さま、シェアや声かけで力を貸してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
「応援してるよ」という一言一言が、何度も立ち止まりそうになった私を前に進ませてくれました。
この挑戦は、もう私一人のものではなく、応援してくださる皆さんと一緒に進んでいる挑戦だと感じています。
そして今、本気でステージに立つ準備をしています。
今回のスピーチのテーマは「病気を持ちながら働くということ」。
今日この社会にも、病気を抱えながら働いている人がいます。
でも、そのことを安心して話せる職場はまだ多くありません。
私は5歳から1型糖尿病と生きてきました。
「病気がある自分は社会に必要ない」
そう思っていた過去があります。
だからこそ今、病気があっても安心して働ける社会をつくりたい。
その想いを5分間に込めました。
現在のスピーチ原稿をシェアします。
もしよろしければ、当日ぜひ会場で、空気ごと感じながら聴いていただけたら嬉しいです。
📍女神のスピーチコンテスト📍
◆ 3月11日(水)
◆ 品川きゅりあん 1階 小ホール
○ 12:30 開場
○ 13:00 開会
○ 16:00 コンテスト終了後 オープンネットワーキング
○ 16:30 終了
いただいた応援を力に変えて、本気で挑んできます。
これからも見守っていただけたら嬉しいです。
心からの感謝を込めて。
スピーチ原稿
~導入(フック)~
今日この会場にも、病気を抱えながら働いている方が、きっといらっしゃいます。
でも、そのことを職場で安心して話せている人は、どれくらいいるでしょうか。
日本では、糖尿病、またはその予備群の方が成人の5人に1人いると言われています。
そして私は、5歳から1型糖尿病と生きています。昔、病気がある自分は社会に必要ないと思っていました。
だから今日は、「働く」ということについてお話しします。
~過去の自分(ビフォー/谷)~
私が糖尿病だとわかるまでは、喉が渇いて、トイレが近くなり、1ヶ月くらいでどんどん痩せました。
なんかおかしい。母に「顔洗ってくる〜」と明るく嘘をついて、洗面所で何度も何度も水をがぶ飲みしていました。
検査をすると、血糖値は通常の20倍。
「よく生きてたね」と言われ、即入院しました。
血糖値コントロールは、難しく、林間学校は、母が同行しました。参加できる嬉しさもあったけど、友達と夜遅くまで過ごせなくて、残念でした。
中学生の頃は、糖尿病を引け目に感じていて人間関係に苦しみました。馴染もうとして悪口に加わりいじわるをし、それが返ってきて孤立しました。親に嘘をついて学校を休むのも限界で、家族に打ち明けました。学校では、いじめは私の勘違いだと済まされてしまいました。自業自得だ。守って欲しいなんて都合良すぎる。大人の汚さを感じつつ、誰にも守ってもらえない不信感で外に出るのが怖くなり、学校へ行かなくなりました。
そんな私は、社会に出る前に終わってる。生きてる価値がない。将来はきっと合併症が出てもっと辛くなると思っていました。
~変化のきっかけ(ターニングポイント)~
そして、死んでしまおうとインスリンをたくさん打ちました。
手が震え、冷たくなって、怖くなった。
必死に食べ物を口にしていて、「私、生きたいんじゃん。」
そう気づきました。
~今の確信と共有~
看護師さんにお世話になったのがきっかけで、糖尿病専門病院で9年働きました。医療者と患者の気持ちがわかるから、機械の導入のお試しをして患者さんがどうやったら使いやすいかなどを提案する橋渡し役としての必要性を感じました。
中には、糖尿病というと戸惑ってしまうのか、差別や偏見のある言葉や視線を向けてくる方もいます。
それらに対応しきれるのか不安。就職の時に病気のことを言うか言わないか悩むことがあります。そのハードルが下がったらいいな。そして今、幸せになろうよと当事者と社会をつなげることも私の役目です。
「一人じゃない。生きてて良いのかも」と感じる人が増えてほしい。
そこで私は、注射が少し楽しくなる飾りや、外でも打ちやすい、明るいカラーの服を作ったり、交流の場を開いたりしています。
~未来の宣言(エンド)~
糖尿病を発症して体調を崩し、人間関係が悪化し、退職を余儀なくされる方もいます。
一人一人が糖尿病について知り、どんな対応ができるか話し合うことができれば、糖尿病を持つ方も周囲の方も気持ちが楽になるのではないでしょうか。
その繋ぎ役になりたいと思っています。病気を持ちながら安心して働ける職場は、
特別な人のためではありません。誰にとっても働きやすい職場です。
そしてそれは、人が辞めない会社をつくります。
私は経営の専門家ではありません。ですが、1型糖尿病34年の当事者として、
同じ病気をもつ方々の声を聞いてきた一人として、職場で実際に何が起きるのか。
どんな一言が人を救い、どんな空気が人を追い込むのか。
そのリアルと今からできる小さな工夫をお伝えすることはできます。
もし御社で「糖尿病の方が安心して働ける環境」にしたいと思われたら、ぜひ一度対話の機会をください。
今日の出会いが、誰もが安心して働き続けられる未来につながることを願っています。
ご清聴ありがとうございました。

